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平成27年度 肝炎情報センター主催 看護師向け研修会に参加しました。

平成27年度 肝炎情報センター主催 看護師向け研修会に参加しました。

12月4日、5日と開催された、平成27年度 肝炎情報センター主催肝疾患相談センター看護師向け研修会(於:千葉県市川市・国府台病院)に東病棟7階 杉本看護師が参加しました。

以下、杉本看護師の研修報告です。

 

12月4日、5日と、 肝炎情報センター主催 看護師向け研修会に参加しました。

全国の肝疾患診療連携拠点病院の看護師が参加しており、なかには、肝疾患相談室の相談員として働いている方や、実際に肝臓病教室の立ち上げに尽力した方もいて、経験をきくだけでも非常に興味深かったです。

 

研修1日目は、「①本邦におけるウイルス性肝炎対策と肝疾患診療連携拠点病院の役割」、

「②肝硬変・脂肪肝患者に対する栄養療法の現状と課題」、「③肝疾患相談における看護師の新しい役割」、

「④肝臓病教室立ち上げまでの過程と看護師の役割」、「⑤難治性腹水患者の患者指導」、

「⑥医療コミュニケーション~苦情対応でなぜスキルが使えないか~」、

「⑦肝疾患患者が感じる偏見・差別と医療者側のギャップ」について、丸一日講義を受けました。

肝疾患診療連携拠点病院での看護師の役割を再確認するとともに、医師や栄養士、薬剤師など他職種間の連携の重要性を感じ、考えさせられました。

 

2日目は、テーマごとにグループワークを行い、拠点病院の機能強化に役立つ資材を作成できるよう、皆で考えました。

私は、「肝疾患患者が感じる偏見・差別と医療者側のギャップ」について考えることは初めてで、これまで、そのような患者さんに関わることがなかったので、1日目の東京肝臓友の会の米澤敦子事務局長の講義は非常に心が痛みました。

『採血の後、清拭クロスで思いっきり周辺を拭かれた』など標準予防策としては当たり前の行為や、

『入院の際、HBVの方ですね と大きな声で言われた』など、日常業務での医療者の何気ない言動や、

配慮を欠いた言動が、患者を傷つけていること、『企業健診で肝炎といわれてから、自宅待機を命ぜられ、

職場復帰させてもらえなかった』など、差別としかいいようのない内容の事例が、

最近でも実際におこっていることを知りました。

この問題を解決することは非常に難しく、一般の方への正しい知識の普及・啓発がいそがれます。

しかし、医療者からの差別や偏見を感じている患者も少なからず存在する事実は否定できず、これを解決するためには、肝疾患の診療科スタッフだけでなく、すべての医療者が、正しい知識を身につける必要があります。

そして、我々の何気ない行為が患者に「偏見・差別を受けた」という思いを抱かせることがある、ということを心に留め、言動に配慮することで、嫌な思いをする患者が少しでも減るのではないでしょうか。

 

2日間の研修に参加し、たくさんのことを学び考えた時間は、非常に楽しく、看護師として役立つ内容ばかりでした。

今回学んだ、肝疾患患者とその家族への関わり方や、コミュニケーションスキルは、病棟スタッフにも伝え、

日々の看護にいかせるものはどんどん活かしていきたいと考えています。ありがとうございました。

 

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