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肝疾患の医療費助成について
インターフェロンフリー治療
インターフェロンフリー治療の助成対象に【ハーボニー】が追加
C型慢性肝炎又はC型代償性肝硬変に対する
インターフェロンフリー治療の助成対象となる薬剤【ハーボニー(ソホスブビル/レジパスビル配合錠)】が追加されました。
■ 対象患者
HCV-RNA陽性のC型慢性肝炎又はChild-Pugh分類AのC型代償性肝硬変で、肝がんの合併のない患者
※現在のところ、インターフェロンフリー治療の助成回数は、一人1回のみです。
■ 助成対象となる薬剤
●セログループ1(ジェノタイプ1)の場合
・・・「ダクラタスビル及びアスナプレビル併用」または「レジパスビル/ソホスブビル配合錠」による治療が助成の対象。
●セログループ2(ジェノタイプ2)の場合
・・・「ソホスブビル及びリバビリン併用」による治療が助成の対象。
■ 診断書作成医
インターフェロンフリー治療に対する助成の申請に当たっては、日本肝臓学会肝臓専門医が診断書を作成すること。
※日本肝臓学会肝臓専門医は、こちらのページから検索できます。
↓
http://www.jsh.or.jp/medical/specialists/specialists_list/
■ 助成対象期間
「ダクラタスビル及びアスナプレビル併用」による治療の助成対象期間は、24週です。
「レジパスビル/ソホスブビル配合錠」による治療の助成対象期間は、12週です。
「ソホスブビル及びリバビリン併用」による治療の助成対象期間は、12週です。
※インターフェロンフリー治療については、副作用による休薬等、本人に帰責性のない事由による治療休止期間がある場合でも、
助成の延長は行いません。
■ その他
★「ソホスブビル及びリバビリン併用療法」
・・・平成27年度内に助成を申請した方については、最大で保険適用となった平成27年5月20日まで遡って、助成対象とできる。
★「レジパスビル/ソホスブビル配合錠(ハーボニー)」
・・・平成27年度内に助成申請をした方については、最大で保険適用となった平成27年8月31日まで遡って、助成対象とできる。
◎肝炎治療に関する医療費助成制度については、こちらのページをご覧ください(各種様式のPDFあり)。
http://www.pref.tokushima.jp/docs/2014093000272/