B型肝炎の治療について教えてください
B型肝炎は、ウイルスを完全に消すことが難しいため、「治す」というより、“ウイルスをうまくコントロールして肝臓を守る”ことが治療の目的です。
◆ 治療の中心は「薬でウイルスを抑えること」
① 核酸アナログ製剤(飲み薬)
体の中でウイルスが増えるのを強く抑える薬です。
多くの方は長期間、生涯の内服が必要ですが、続けることで 肝硬変や肝がんへの進行を防げます。
② インターフェロン(注射)
免疫の力でウイルスを抑え、抗原を減らすことを目的としています。
治療期間は約1年(飲み薬より短い)、治癒に近い効果が期待できるが、副作用が多い。
◆ 治療を始めるタイミング
以下のような場合に治療を検討します:
ウイルス量が多い
肝臓の炎症(ALT上昇)がある
肝臓のダメージ(線維化)が進んでいる
医師が血液検査やエコー検査の結果を見て総合的に判断します。
◆ 治療を受けるとどうなる?
ウイルス量が減り、肝臓へのダメージが進みにくくなる
肝硬変・肝がんへのリスクを大きく減らせる
治療中は数か月ごとに血液検査やエコーで状態をチェックします。
